投資の目的について

あなたの投資の目的は何でしょうか?

目的をはっきりして、それぞれの目的に必要な資金を考えてみましょう。

つまり「いつまでにいくら必要か」を考えるということです。

人生において大切な必要資金は3つあると言われています、それは教育、住宅、老後です。

それ以外にも車、趣味など資金が必要なことは多いですが、特に最初にあげた3つは金額が大きいの

で計画を明確にして考えなければいけません。

『教育』

教育資金は使う時期や金額がある程度予想しやすいという特徴があります。
幼稚園から大学まで国公立コースで約1,000万円、私立コースで約2,000万円かかります。
これだけの金額を短期間で準備するのは大変ですから、早い時期から積立てを始めて、長い期間で運用を行う必要があります。

『住宅』

住宅は通常ローンを組んで購入することになります。
住宅価格の目安は、住宅ローンの金利水準・返済予定年数にも左右されますが年収の5倍程度までといわれます。前提として頭金が2割は必要です。
たとえば、年収600万円の人なら、年収の5倍 の3,000万円の家を購入するのに、頭金2割の600万円を用意することになります。
まず、これだけの資金をどう貯めるかを、まず検討することになります。

『老後』

老後資金の難しい所は、いくら必要で、いくらあったら安心かの目安が立てにくいところです。
どのような生活を送りたいかによって大きく変わります。
交通が便利な都会に住み、毎週のように趣味などを楽しみ、贅沢な生活を送りたいなら、月50万円の生活費でも不足でしょう。
しかし、地方に中古の一戸建 てを買って引越し、野菜を育てて自給自足を目指すなら、月10万円の生活費でもおつりがくるかも知れません。
大切なのは、自分がどのような生活を送りたいのか具体的なイメージを持つことだと思います。