資産配分の重要性について

分散投資が大切であるとしても、分散の具体的方法はそれぞれ考え方によって異なります。

目標や状況が異なれば、当然資産配分も変わりますので、自分で「資産設計」をすることが必要に

なってきます。

例えば

1.資金の運用期間と目的について

5年以内に車を買うための資金と10年ぐらいは使う予定のない資金では運用が全然違ってきます。
資金の目的と必要になる時期を明確にすることが大切です。

2.投資する上でのリスクについて

同じ運用期間、金融資産額を持っている人であってもリスクに対する考え方によって運用の方法は変わ
ります。
リスクをあまりとりたくない人は、株式や外貨資産の比率を高めないほうがいいと思います。

3.自己資産について

資産が100万円の人と1億円の人では資産設計は異なります。資産の金額が大きい人ほど、リスクの高い商品を高い割合で取り入れることができます。

4.短期運用について

短期運用で年齢が低い方がリスクを取りやすいといえます。
運用期間が長く、長期の資産運用を考えることができ、また万が一相場の下落によって資産が目減りしてしまっても、将来の収入によって補える可能性があるからです。