世界的な原油や穀物などの高騰+円安で、国内のいろいろなものが値上がり しています。
先日、いつもスーパーで買うパンの値段が3割くらい上がってい るのにびっくりしました。
一度手に取ったのに棚に戻してしまった。
90年代後半に一大ブームになった「節約」は、2000年以降少し下火になった 感があるが、ここにきて
また復活してきたように思える。
いったん会社に入ったら定年まで職が保障され、給料も毎年確実に上がるという状況でなくなった今
将来のためや収入減にそなえて、上手に節約して貯蓄するのは大切なことでしょう。
家計簿をつけている方でも「食費」など一部の費目に注力して節約に努めても、大きな無駄づかいに気
づかず放置している人が多いと思います。
食費の節約をとても頑張っているのに、通信費 (主に携帯電話代)が膨らんでいて、支出額がほぼ同じ
だった。食の安全性を考えると食材の安さを追求するのにも限度がある。むしろ、通信費を削る工夫 を
する方が、家計全体としては効果的だと思っている方も多いでしょう。
貯蓄がほとんどできてないのに、保険料を月数万円払っている家庭もある。 「保険で貯めている」つもり
の人もいるが、保険は「保障」が付いている分、 払う保険料の総額より、受け取る金額(満期保険金や解
約返戻金)がずっと少 ないケースがあたりまえです。
保険料の負担が大きいと感じているなら、まず保険を見直すべきです。
掛け捨て型保険の上手な利用を検討してみましょう。
保険料を大幅にカットできることが多い。生命保険料が手取収入の5%を超えているなら、無駄な保険に
入っている可能性が高いです。
車のローンも要注意です。毎月数万円のローンを返済しつつ貯蓄するのは基本的に無理。
車は維持費(税金、保険料、車検費用など)だけでも年間数十万円 かかるので、現金で買うのが原則
だと思います。