分散投資について

お金は自分の人生において目標を達成する道具と思います。

投資は、ただお金を殖やすだけでなく、いろいろな人生の目的にあわせて、道具であるお金を上手に

働かせることです。

お金をただ口座に眠らしておくだけでは、達成できる目標が限られてしまいます。

そのために必要なのは、人生の目的を確認していただくことです。

まず、これからの課題を文章にまとめて書き出して下さい。

その目標に手持ちの金融資産を割り当ててみて下さい。

分散投資とは、違った特性を持ついろいろな投資商品に、目的に合わせて、お金を預分けることです。

投資商品はそれぞれの特性をもっています。

例えば、銀行普通預金やMMFは、いつでも引き出すことが可能で、元本割れのリスクが低いので

日常の生活費や預金には向いてますが、金利が低いため、長く預けておくと目減りする危険がある。

株式投資は、値下がりの危険はあるものの、長期的には預貯金の金利を上回る可能性が高く、資産を

形成するには絶好の商品だと思います。

日本国内の投資商品にだけでなく、海外の投資商品も重要です。

海外の投資商品は為替変動の危険を持っていますが、長期の投資期間では、為替変動の危険も軽減

されるので、金利水準の高い海外債券は、日本の株式とは違う値動きをし、場合によってはより高いパ

フォーマンスが期待できると思います。