お金を殖やす安定型と投資型について

将来のための「殖やす口座」で、取り分けはすぐに使うお金なので 貯蓄とはいえません。

殖やす口座への入金・積立が純粋な貯蓄です。

貯蓄額は手取収入の10~20%が目安で、収入が少なくてゆとりがない場合でも最低10%は

貯めましょう。

余裕があれば20%。短期間なら30%貯めるのもいいが、それを続ける のは「貯めすぎ」で、今を楽しむ

ゆとりを犠牲にすることになります。

在職中に手取収入の平均15%を貯めることができれば、住宅取得、子どもの教育、退職後の備えという

人生の3大出費をほぼまかなうことができると思います。

殖やす口座は、安定型と投資型を組み合わせます、シンプルに50%ずつでもい いし、20代30代なら

より大きなリスクが取れるので投資型の割合を高めてもい いでしょう。

年間80万円貯められるなら、毎月1万円を安定型、2万円を投資型、ボー ナスから15万円を安定型、

30万円を投資型にという具合です。

投資型でいちばん使いやすく、リスク分散ができるのは投資信託です。

証券会社でも銀行でも買えるので、自分が使いやすいところに口座を持ちましょう。

また会社員で持株会がある人は、自社の将来性に期待できると判断したら利用するべきです。

年に1度は投資型の商品を見直し、口座も商品も増えすぎないように整理しましょう。

口座と目的があっているかもチェックし、投資ポートフォリオがシンプルなら、短時間で合理的な判断が

でき、いい結果をもたらすはずです。